台湾に戻って、本を片付けてたら、思い出深い一冊一冊にまた触れ合えた。
小学校の時に、「レディーはこれを読むべし」と言い、
Emmaと長くつ下のピッピをプレゼントしてくれた叔母さん。
Aと付き合い始めたばかりの時に、プレゼントしてくれた漫画。
一緒に暮らしている頃の、愛読していた兵法書。
話のネタになった、WoolfとPoe。
神保町散策に付き合ってくれた時に買った、寺山修司詩集。
Bの寮に泊まりに行った時に読んでいた、桜庭一樹『私の男』。
誕生日にプレゼントしてくれた、ハードカバー画集。
Cとの会話に出た、Toscaの脚本。
Dとの口喧嘩の元になった、罪と罰。
このリストはまだまだ続く。
そして、新しい思い出を作ってくれる一冊を待っている。